主な治療内容と概要
歯科医師・歯科衛生士によるブラッシング指導、習癖指導、非外科的な歯石除去治療(スケーリング・SRP)、治療終了後3ヶ月に一度のメインテナンス
歯科治療に恐怖があるということでしたが、しっかりと相談しながら治療を進めることで患者さんに安心して通っていただけました。歯周病の原因についてしっかりお話し、セルフケア(患者さん自身のケア)とプロフェッショナルケア(歯科医師、衛生士によるケア)の両面から治療を行うことの大切さについて確認し、治療を行いました。
初診時は外科手術までいくことが予想されましたが、患者さんが頑張って歯ブラシを行い、衛生士による歯石の除去により歯周外科が必要ないレベルまで改善いたしました。治療後は2−3ヶ月のメインテナンスにより歯を失うことなく維持できております(経過約5年)。歯の動揺も大幅に改善し、食事も不満なく出来る様になりました。
考えられるリスク・副作用・注意点等
歯周病の再発:再発予防のためには治療後の継続的なメインテナンスが必要(一般的に3ヶ月に1度程度)
治療後の歯肉退縮、知覚過敏の可能性:歯茎が腫れているため、治療後には歯茎が引き締まり、根が出てくることがあります。また、知覚過敏の症状がでることがありますが、一般的には時間の経過と共に寛解していきます。