被せ物が取れたらどうする?原因・対処法・やってはいけないこと 2026.04.18 一覧, 歯科知識 Post Share Hatena LINE RSS feedly Pin it note トップページ/アクセス・お問い合わせ/ブログ一覧 みなさん、こんにちは。 新生活が始まり、食事や会話の時間を楽しむ場面が増えるこの時期は、お口の違和感にも気づきやすくなるかもしれません。 先日も、「被せ物が取れてしまったのですが、どうしたら良いですか?」というご相談をいただきました。 被せ物は、見た目を整えるだけでなく、歯の機能を守るうえでも大切な役割があります。 ただし、毎日使うものだからこそ、さまざまな原因で取れてしまうことがあります。 突然取れると驚いてしまいますが、自己判断で戻したり、そのまま放置したりするのはおすすめできません。 今回は、被せ物が取れる主な原因や、取れたときにしてはいけないこと、適切な対処法などをわかりやすく解説します。 被せ物が取れてしまう原因 被せ物が取れる背景には、いくつかの原因があります。 まずは、どのようなことが関係しているのかを見ていきましょう。 かみ合わせのバランスが悪い 被せ物には、食事のたびに力がかかっています。 そのため、かみ合わせのバランスが悪い状態が続くと、一部分に強い負担がかかり、外れやすくなることがあります。 特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、無意識のうちに被せ物へ強い力をかけてしまうことがあるため注意が必要です。 接着剤が劣化している 被せ物は歯科専用の材料で固定されています。 しかし、時間の経過とともに接着力が弱くなることがあるのです。 長く使っている被せ物ほど、接着剤の劣化によって外れやすくなるので、少しでも気になることがあれば、お早めに歯科医院に相談しましょう。 土台の歯の状態が悪くなる 被せ物自体に問題があるのではなく、土台となっている歯の状態が原因になっていることも少なくありません。 たとえば、土台の歯が虫歯になっていたり、欠けたりしていると、被せ物が安定しにくくなります。 このような場合は、単に付け直すだけではなく、土台となる歯の治療が必要です。 → 虫歯治療について 生活習慣による被せ物への負担 硬いものをよく噛む ガムを長時間噛む 歯ぎしりや食いしばり こういった日常生活の習慣によって、被せ物へ負担がかかっていることがあります。 また、片側ばかりで噛む癖などがあると、負担が偏って被せ物が外れやすくなることもあるのです。 被せ物が取れたときにやってはいけないこと 被せ物が取れてしまったときは、慌てて対処したくなるかもしれません。 しかし、自己判断で対応すると、かえって状態を悪くしてしまうことがあります。 これから紹介する行為をせずに、早めに歯科医院を受診しましょう。 市販の接着剤を使用する 被せ物が取れたからといって、市販の接着剤を使って付けることは避けてください。 お口の中で使用する材料は歯科専用のものでなければならず、一般の接着剤は安全性や適合性の面で適していません。 無理に接着してしまうと、その後の歯科医院での処置が難しくなることもあります。 取れた状態で食事を続ける 被せ物が取れたまま食事を続けると、土台の歯に直接負担がかかってしまいます。 その結果、歯が欠けたり、しみたり、さらに傷んだりする原因になることがあります。 また、取れた部分に食べ物が詰まりやすくなるため、むし歯や炎症リスクが高まってしまうため、注意が必要です。 取れた被せ物を捨てる 取れた被せ物は、状態によってはそのまま再装着できることがあります。 そのため、取れたからといって捨ててしまわず、必ず保管して歯科医院へ持っていくようにしましょう。 被せ物が取れたときの対処法 では実際に、被せ物が取れてしまったときはどのように対応すればよいのでしょうか。 大切なのは、無理をせず、早めに適切な対応をとることです。 早めに歯科医院を受診する 最も大切なのが、被せ物が取れた場合は、できるだけ早めに歯科医院を受診することです。 見た目には単に外れただけのように見えても、土台の歯に問題が起きていることがありますし、その状態で食事をするのがツラいこともあります。 早めに受診することで、被せ物の付け直しだけで済むケースも少なくありません。 一方で、放置してしまうと、むし歯や破損が進み、治療期間や費用がより大きくかかることにもなりかねません。 取れた被せ物を保管する 取れた被せ物は、なくさないようにケースや袋などに入れて保管しておきましょう。 ティッシュに包んだままだと、誤って捨ててしまうこともあるため注意が必要です。 受診時に持参していただくことで、再装着できるかどうかを確認できるだけでなく、再作成する手間もかかりません。 被せ物が取れないように防ぐには 被せ物は、治療後の使い方やメンテナンスによって長持ちしやすくなります。 できるだけ取れにくくするために、日頃から意識したいポイントをご紹介します。 定期的に歯科検診を受ける 被せ物は、一見問題がなさそうに見えても、少しずつゆるんでいたり、土台の歯にトラブルが起きていたりすることがあります。 定期的に検診を受けることで、外れる前の小さな変化に気づきやすくなります。 その結果、トラブルの早期発見・早期治療が可能です。 セルフケアを徹底する 被せ物が入っている歯も、毎日の歯みがきやフロスなどのセルフケアが大切です。 被せ物のまわりに汚れがたまると、土台の歯がむし歯になり、外れる原因につながることがあります。 癖を改善したりナイトガードを使用したりする 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、被せ物に強い負担がかかりやすくなります。 そのような場合は、必要に応じてナイトガードを使用することで、就寝中の負担を軽減できることがあります。 ご自身では気づいていないこともあるため、気になる方は一度相談してみるのがおすすめです。 被せ物が取れたら早めの受診と適切な対応が大切 被せ物が取れてしまう原因には、かみ合わせが悪かったり、接着剤が劣化したりと様々です。 取れてしまった時に大切なのが以下のような対応です。 できるだけ早めに歯科医院を受診する 被せ物が取れたら自分で戻そうとしない 取れた被せ物を捨てずに保管する 被せ物が取れてしまうと慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて適切に対応をしましょう。 もし不安なことがある方や、被せ物のぐらつきが気になる方は、早めに歯科医院へご相談ください。 → 定期検診について トップページ/アクセス・お問い合わせ/ブログ一覧 Post Share Hatena LINE RSS feedly Pin it note 一覧, 歯科知識 むし歯, メインテナンス, 予防, 歯周病, 歯科, 被せ物 ホワイトニングって安全なの?起こりうる副作用と注意点について前の記事 インプラントを長持ちさせるには?必要なメンテナンス内容と頻度次の記事