インプラント手術後直後~糸取りまで(約1~2週間)の過ごし方 2026.07.24 一覧, 歯科知識 Post Share Hatena LINE RSS feedly Pin it note トップページ/アクセス・お問い合わせ/ブログ一覧 みなさん、こんにちは。 インプラント治療では、顎の骨にインプラント体を埋め込む手術を行います。 そのため、治療後の過ごし方によっては、痛みや腫れ、出血などが長引いてしまうことがあります。 特に術後しばらくの間は、傷口がまだ安定していないため、食事や運動、歯みがきの方法に注意が必要です。 「手術後はいつから普通に食事ができるのか」「運動や入浴はしても良いのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、インプラント手術後の過ごし方や注意点、治癒を支えるために意識したい栄養素についてわかりやすく解説します。 インプラント手術後1週間以内の過ごし方 インプラント手術後1週間ほどは、痛みや腫れ、出血が出やすい時期です。 傷口が安定するまでは、無理をせず、できるだけ安静に過ごすことが大切です。 まずは、術後1週間以内に気をつけたいポイントを確認していきましょう。 麻酔が切れるまでは食事に注意する 手術後は、麻酔がしばらく効いている状態で、唇や頬、舌の感覚が鈍くなっています。 そのため、食事をするときに誤って頬の内側や舌を噛んでしまったり、熱い飲み物や食べ物でやけどをしてしまったりするため、注意が必要です。 食事は、麻酔が切れてからにしましょう。 また、術後しばらくは、以下のようなやわらかく食べやすいものがおすすめです。 おかゆ スープ ヨーグルト 豆腐 茶碗蒸し やわらかく煮た野菜 反対に、硬いものや刺激の強いもの、傷口に入り込みやすい細かい食べ物は避けた方が安心です。 お口の状態に合わせて少しずつ戻していきましょう。 運動や入浴を控える 手術後は、激しい運動や長時間の入浴を控えましょう。 なぜなら、運動や入浴によって血流が良くなると、出血や腫れが強くなることがあるからです。 特に手術当日から数日は、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。 入浴する場合も、長く湯船につかるのではなく、シャワー程度にしておくのがおすすめです。 ウォーキングや軽い家事なども、痛みや腫れの状態を見ながら無理のない範囲で行うようにしてください。 鎮痛剤を上手に活用する インプラント手術後は、麻酔が切れたあとに痛みが出ることがあります。 痛みが強くなってから我慢するのではなく、歯科医院から処方された鎮痛剤を指示通りに服用しましょう。 痛みを無理に我慢すると、食事や睡眠にも影響が出ることがあります。 しっかり休むためにも、薬を上手に活用することが大切です。 飲酒や喫煙を避ける インプラント手術後は、飲酒や喫煙を避けましょう。 飲酒は血流を促し、出血や腫れを強める可能性があり、喫煙は傷口の治癒に影響を与えることがあるからです。 たばこに含まれる成分によって血流が悪くなると、傷の治りが遅れたり、感染のリスクが高まったりする可能性も知っておきましょう。 インプラントを安定させるためにも、術後はできるだけ禁煙を意識しましょう。 喫煙習慣がある方は、手術前の段階で歯科医師に相談しておくことが大切です。 抜歯後の過ごし方 術後1週間ほど経つと、痛みや腫れが少しずつ落ち着いてくることが多いです。 ただし、見た目には落ち着いてきたように見えても、傷口や骨の内部はまだ治癒の途中です。 無理に普段通りの生活へ戻すのではなく、歯科医院の指示に従いながら少しずつ整えていきましょう。 毛先のやわらかい歯ブラシを使用する 術後は、お口の中を清潔に保つことが大切です。 ただし、手術した部分を強く磨くと、傷口を刺激して痛みや出血につながることがあります。 歯みがきをするときは、毛先のやわらかい歯ブラシを使い、手術部位に強く当てないように注意しましょう。 手術した部分以外の歯は、普段通り丁寧に磨くことが大切です。 どの部分まで磨いて良いか不安な場合は、お気軽にご相談ください。 インプラント術後に意識して摂取したい栄養素 インプラント手術後は、傷口の治癒や体力の回復を支えるためにも、食事の内容が大切です。 痛みや腫れがあると食事量が減りやすくなりますが、極端に食べない状態が続くと、回復に必要な栄養が不足してしまうことがあります。 無理のない範囲で、やわらかく食べやすいものから栄養を摂るようにしましょう。 タンパク質 タンパク質は、傷口の治癒や体の組織を作るために大切な栄養素です。 肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。 術後すぐは硬い肉などが食べにくい場合もあるため、豆腐や卵料理、白身魚、ヨーグルトなど、やわらかく食べやすいものから取り入れると良いでしょう。 カルシウム カルシウムは、歯や骨の健康を支える栄養素です。 インプラントは顎の骨と結合して安定していくため、骨の健康を意識した食事も大切です。 カルシウムは、牛乳やヨーグルト、チーズ、小魚、大豆製品などに含まれています。 ただし、硬い小魚などは術後すぐには食べにくいこともあるため、お口の状態に合わせて選びましょう。 ビタミン類 ビタミン類は、体の調子を整えたり、傷口の治癒を支えたりするために必要な栄養素です。 特にビタミンCは、歯ぐきや粘膜の健康維持にも関わります。 野菜や果物を取り入れたいところですが、術後すぐは酸味の強いものがしみることもあります。 その場合は、スープや煮込み料理など、やわらかく調理したものから摂ると良いでしょう。 亜鉛 亜鉛は、細胞の働きや味覚、粘膜の健康に関わる栄養素です。 牡蠣や肉類、魚介類、卵、大豆製品などに含まれています。 術後は食事内容が偏りやすいため、やわらかく食べられる食材を選びながら、少しずつ取り入れていきましょう。 ただし、サプリメントを自己判断で多く摂る必要はありません。 持病がある方や薬を服用している方は、事前に医師や歯科医師へ相談しましょう。 インプラント手術後は無理をせず、指示に沿って過ごしましょう インプラント手術後は、傷口が安定するまでの過ごし方が大切です。 術後1週間以内は、麻酔が切れるまでの食事、運動や入浴、出血、飲酒や喫煙に注意しましょう。 術後1週間以降も、毛先のやわらかい歯ブラシを使い、処方された薬を正しく服用しながら、無理のない生活を心がけることが大切です。 また、治癒を支えるためには、タンパク質やカルシウム、ビタミン類、亜鉛などの栄養素を意識して摂ることもポイントです。 ただし、術後の経過には個人差があります。 痛みや腫れが強い場合、出血が止まらない場合、発熱がある場合などは、自己判断せず早めに歯科医院へ相談してください。 当院では、口腔インプラント学会専修医や歯周病学会専門医・指導医が、手術前後の注意点についても丁寧にご説明いたします。 安心して治療を受けていただけるサポート体制となっていますので、不安なことはお気軽にご相談ください! → インプラントの無料相談 → 当院におけるインプラント治療について (管理者)鈴木瑛一 歯科鈴木医院 副院長 口腔インプラント学会専修医、歯周病学会専門医・指導医 トップページ/アクセス・お問い合わせ/ブログ一覧 Post Share Hatena LINE RSS feedly Pin it note 一覧, 歯科知識 インプラント, メインテナンス, 審美歯科, 歯ブラシ 審美歯科で前歯をキレイにする方法は?治療方法や費用について前の記事 ホワイトニング後の食事で避けたい物や白さを長持ちさせるコツについて次の記事